昭和座映画上映会

オネエはつらいよ

19歳の夏、ダンスを教えてもらった人が所謂オネエでした。
喋り方が独特な先生やな〜と、その頃何もわからなかった私は不思議なもんを見るような感じで、ダンスを習ってました。
その後、この先生が同性愛者であり、その事で辛い目にも会った事を聞きました。
当時はまだまだ、性的少数者に対する偏見が強かった時代でしたので、苦労されたと思います。
その後、私の父が経営するホテルの管理をするようになり、毎日大阪の難波新地に通っていたのですが、ここは大阪でもオネエの多い地域で、独特の個性を持った方達の方がユニークで、楽しい事もわかってきました。
しかし、その個性的な人達を常識外れという感覚で見ている人も結構いる事に違和感を感じ始めていました。
人間って、人それぞれ、自分しか持っていない個性で生まれ、それを生かして生きる事が普通であるべきなのに、そこに世間の常識という壁を感じたわけです。
桜梅桃李という言葉があります。桜は桜、梅は梅。
みんな自分の個性を発揮しながら自由に生きることができる社会でないと、本物の社会とは言えないのじゃないか？と思ったり。。。
この映画は、私が感じた社会の常識を取り外して、みんなが差別なく自由闊達に生きられる社会創りの一片を担えればと思って作りました。
私と同じような思いを抱いている方がいらっしゃいましたら、なんらかの形でご支援頂ければ幸いです。
どうぞ、ヨロシクお願いします。

READY STEADY GO

50歳を超えて世の中を変えると言ってパンクバンドをやってるが、ひょんなことで大手プロダクションの社長を助けてアイドルになることに。50すぎても世間に通用するのか。世間に立ち向かうおばちゃんアイドルのストーリー