開催日程
④9/4(日) 18:30開演(18:20開場)
⑤11/11(金) 19:00開演(18:50開場)
⑥1/15(日) 18:30開演(18:20開場)
イベント内容
「東のディズニー」と呼ばれ、世界中から高い評価を受けてきたチェコアニメは、その芸術性の高さ、叙情的で優しい表現力は比類ないものです。チェコアニメは、カンヌやベネツィアなどの国際映画祭で多くの受賞歴を誇り、数々の名作を世に送り出してきました。その名作を生み出した巨匠たちは、アニメのみならず映像の世界に新しい歴史を加え、世界中のクリエーターに影響を与えました。
受賞歴は100以上、その存在はチェコアニメの歴史そのものブジェチスラフ・ポヤル。一度その映像を見たら目が離すことが出来ない、世界に驚愕させた与えたシュールレアリストヤン・シュヴァンクマイエル。
“バルタが作るたびに新しいジャンルが生まれる”と言われるチェコアニメ最後の巨匠イジー・バルタ。そして、“世界一の子ども向けのアニメ作家”と呼ばれるズデニェック・ミレル。今、日本で大人気の森の妖精“アマールカ”をはじめ、数多くの大人気アニメを手掛けたヴァーツラフ・ベドジフ。“世界一美しいアニメ”と呼ばれるヨゼフ・パレチェク、チェコの“おとぎ話”の元祖、ヨゼフ・チャペックとカレル・チャペックのチャペック兄弟…。
彼らは数多くの名作を生み出しました。
なぜ、チェコという国でこれらの名作は生まれたのでしょうか?
名作が生まれたその背景は?
チェコアニメの上映とともに、チェコアニメの配給や、今、大人気のアマールカ、そして、チェコの国民的キャラクター「もぐらのクルテク」の商品化など手掛けた”チェコアニメに命を捧げる男”ことアットアームズの眞部学(まなべがく)が、毎回、上映後にチェコアニメの謎を語り尽くします。ヤン・シュヴァンクマイエル、イジー・バルタ、ブジェチスラフ・ポヤルら、チェコアニメの巨匠らとともに仕事をしてきた眞部が、巨匠たちのエピソードやチェコアニメの制作現場の舞台裏を熱く語ります。シュヴァンクマイエルが思う“チェコアニメの評価”や、ポヤルの語るトルンカや、他の作家についてなど、新聞記事やブログでは語れないお話をさせていただきます。巨匠たちの“素顔”とは?
伝説と思われていた巨匠たちの人となりが、明らかになります。
【“チェコアニメに命を捧げる男”眞部学とは?】
365日24時間、常にチェコのアニメや絵本のビジネスに奔走する男、アットアームズの眞部学(まなべがく)。
チェコアニメの配給や大人気キャラクター森の妖精アマールカを日本に持ってきた上、数々の問題をクリアしチェコ人気No.1のもぐらのクルテクの日本での商品化に成功した人物。チェコのアニメと絵本のビジネスだけをしている世界唯一の人物!彼の熱っぽい言葉と愉快な人柄に触れてください!あっという間にチェコアニメの虜です!
チェコチェコランドのブログ
https://ameblo.jp/a-a-agallery/
料金
一般:2,000円
会員:1,800円
※その他の割引・サービスデーの適用はございません
※劇場招待券は使用不可
上映作品
④ 2022年 9/4(日) 18:30
【ズデニェック・ミレル・ベストセレクション」】
★上映後 眞部学さんトークショー開催
~チェコで最も成功した男の詩と儚さの世界~
“もぐらのクルテク”の作者で有名なズデニェック・ミレル。彼のチェコでのネームバリューはダントツです!戦後、ミレルの生み出すアニメはチェコ中の人々の“心の栄養”になりました。そんなミレルは“世界一のこども向けアニメの作家”と呼ばれるようになりました。クルテクで有名なミレルですが、彼の本質はその他に作品にこそあります。可愛く、優しく、繊細に心を撃ち抜く作品ばかり…。ミレルの描いた“詩”と“儚さ”を存分にご覧頂きます。
そして、ミレル家の全貌を知る眞部が、裏側を語ります。
≪上映作品≫(上映時間76分)
全作ズデニェック・ミレルの監督・美術作品。
1. 知りたがりワンちゃんとこいぬ(1960年/11分)
2.アオネコとともだち(1959年/14分)
3.コオロギくんとバイオリン(1978年/5分)
4.クマのクブラとクバ・クビクラ(1955年/16分)
5.月のおはなし(1958年/14分)
6.イモムシくんは大スター(1967年/16分)
⑤ 2022年 11/11(金) 19:00
【“色彩の魔術師”ヨゼフ・パレチェクの世界】
★上映後 眞部学さんトークショー開催
~世界一美しいアニメーション~
絵本作家として有名なパレチェクはチェコの“最も美しい絵本賞”を何度も受賞し油絵の画家としてもヨーロッパで有数の作家です。その色彩は様々な原色を温かく表現し観る人の心を豊かにします。さあパレチェクの世界に思う存分に浸ってください。
またパレチェク家と15年以上付き合いのある眞部が語るパレチェク家のお話もお楽しみに!
≪上映作品≫(上映時間74分)
1.かばのティリーネック(1979年/7分)
2.ちびとらちゃん(1979年/7分)
3.魔法の果樹園(1979年/7分)
<けしのみ太郎シリーズ>
4.思いがけないプレゼント(1979年/7分)
5.ゆかいな子守唄(1979年/7分)
6.ヨチヨチ歩きの先生はだれ?(1979年/7分)
7.病気ってどうやってなおすの?(1982年/7分)
8.役に立つってどんなこと?(1982年/7分)
⑥ 2023年 1/15(日) 18:30
【“元祖癒し”チャペック兄弟の童話の世界~】
★上映後 眞部学さんトークショー開催
〜チェコのおとぎ話はチャペック兄弟から始まりました!〜
いよいよチャペック兄弟の作品が「ザ・チェコアニメショー!」に登場です!そのネームバリューはカフカやドヴォルザークなどのチェコを代表する芸術家と同レベル。残念ながら第2次世界大戦を終える前に短い人生を終えた兄弟が描いた世界は戦争とは無縁のほのぼのした平和な世界。少し抜けていても悪人は全くいない“元祖癒し”、どうぞご堪能ください。
チャペックのアニメを日本に持ってきたエピソードは抱腹絶倒!
≪上映作品≫(上映時間72分)
1.「郵便屋さんの話」(1964年/21分)作カレル・チャペック 絵ヨゼフ・チャペック
2. 「カッパの話」(1973年/11分)作カレル・チャペック 絵ヨゼフ・チャペック
3.「山賊の話」(1964年/14分)作カレル・チャペック 絵ヨゼフ・チャペック
<こいぬとこねこはいつも一緒シリーズ>
4.「初めてゆかを洗ったお話」(10分)作・絵ヨゼフ・チャペック
5.「冬の日に手紙を書いた日」(16分)作・絵ヨゼフ・チャペック
※「初めて床を洗ったお話」は古いテープから上映素材を作ったため少し、色あせていますがご了承ください。
過去の上映作品
① 2022年 3/12(土) 18:00
【シュヴァンクマイエル最大のホラー『ルナシー』とシュヴァンクマイエルの素顔】
★上映後 眞部学さんトークショー開催
© Athanor
〜作品以上に常軌を逸したシュルレアリストの日常〜
シュヴァンクマイエルの最大のホラー「ルナシー」登場の上映!
観れば必ず元気を失くすこの映画…。
シュヴァンクマイエルのイデオロギーが全て詰まっています。
人生に“幸せ”を求める方は絶対に観ないでください。
…でも人間の”真実“が描かれています。
そして、シュヴァンクマイエルとなれば
上映後のトークは必聴!
シュヴァンクマイエルと15年以上の付き合いがあり、シュヴァンクマイエルの“シュールな日常”を知る眞部のエピソード話は作品以上に強烈!
ご了承お願いいたします。
≪上映作品≫(上映時間123分)
『ルナシー』(2005年/123分)
監督・美術 ヤン・シュヴァンクマイエル
② 2022年 5/14(土) 18:00
【森の妖精アマールカに浸り尽くす一日】
★上映後 眞部学さんトークショー開催
© V.Bedrich, B.Siska, Licence by Czech TV
~この日だけは誰もがアマールカ~
森の妖精アマールカのアニメ全13話 91分をご覧頂きます!
優しくて可愛くて、正義感いっぱい、でも、ちょっと泣き虫なアマールカに癒されてください!
日頃の悩みもストレスもアマールカを見ると吹っ飛びます!
この日ばかりは妖精気分に浸ってください!
≪上映作品≫(上映時間91分)
全作ヴァーツラフ・ベドジフ監督・美術作品
1.森番をやっつけた日(1973年/7分)
2.子羊を助けた日(1973年/7分)
3.魔法の石を見つけた日(1973年/7分)
4.小川を作った日(1973年/7分)
5.大男にプロポーズされた日(1973年/7分)
6.王様になった日(1973年/7分)
7.鳥になった日(1973年/7分)
8.カッパが怒った日(1973年/7分)
9.ザリガニに助けられた日(1973年/7分)
10.大男の病気を治した日(1973年/7分)
11.はりねずみを助けた日(1973年/7分)
12.どんぐりぼうやと遊んだ日(1973年/7分)
13.冬を迎えた日(1973年/7分)
③ 2022年 7/9(土) 18:00
【チェコアニメ史上最高傑作「ふしぎな庭」】
★上映後 眞部学さんトークショー開催
© Krátký Film Praha, a.s.
~チェコアニメの黄金時代とはポヤル&シュチェパーネクのこと~
チェコアニメの全盛期と呼ばれた1970年代、“ゴールデンコンビ”と呼ばれる監督と美術デザイナーがいました。
ブジェチスラフ・ポヤルとミロスラフ・シュチェパーネクです。
彼らの生み出した人形アニメは世界中で話題になり、特に「ふしぎな庭」シリーズは
“世界一の人形アニメ”と呼ばれました。
“ふしぎな庭”シリーズ全5話を一挙上映!
そして眞部だけが知るポヤルとシュチェパーネクのエピソードが驚愕です!
≪上映作品≫(上映時間75分)
全作 監督 ブジェチスラフ・ポヤル 美術 ミロスラフ・シュチェパーネク
1.ふしぎな庭~動物がすきな男~(1974年/15分)
2.ふしぎな庭~広がる霧~(1975年/14分)
3.ふしぎな庭~トラを捕まえろ~(1976年/17分)
4.ふしぎな庭~銀紙に包まれたねずみの話~(1977年/15分)
5.ふしぎな庭~クジラのラジク~(1977年/14分)
配給:アットアームズ
Ⓒ Krátký Film Praha, a.s.
Ⓒ Athanor
Ⓒ V.Bedrich, B.Siska, Licence by Czech TV
Ⓒ Země pohádek,a.s.
Ⓒ BIO ILLUSION s.r.o.