『大阪芸大――破壊者は西からやってくる』
発売記念スペシャルトーク&サイン会

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イベント内容

ナニワのサブカルエリート養成所、大阪芸術大学出身の向井康介(脚本家・作家)が、映画監督・熊切和嘉や盟友・山下敦弘たちと過ごした運命的な大学生活を描きつつ、さらに赤犬、古田新太、魔夜峰央、山内マリコなど「大芸」出身の鬼才たちへの取材を通じて、なぜ大芸ばかりが、オリジナリティあふれる破壊的クリエイターを数多く輩出できるのか、その謎に映像的な筆致で迫った書籍、『大阪芸大――破壊者は西からやってくる』の発売を記念して、第七藝術劇場にて著者の向井康介がゲストに赤犬のグッチ、リシュウを迎えてのスペシャルトーク&サイン会を開催。


開催日

2019年10月25日(金)


時間

19:30開場 / 19:45開演


料金

1,000円(当日券のみ)


出演

向井康介
赤犬/グッチ(パーカッション&MC)+リシュウ(ベース)


向井康介(むかい・こうすけ)

1977年徳島県生まれ。脚本家・作家。95年、大阪芸術大学芸術学部映像学科入学(V95)、99年卒業。在学時、山下敦弘や熊切和嘉たちと出会い、映画の世界へ入っていく。卒業制作で脚本を手がけた『どんてん生活』(監督・山下敦弘)は、2000年にゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター部門にてグランプリを受賞。07年、『松ヶ根乱射事件』でシナリオ作家協会主催第10回菊島隆三賞を受賞。14年、文化庁新進芸術家海外研修制度で北京に留学。17年、咲くやこの花賞受賞。映画作品に『マイ・バック・ページ』『もらとりあむタマ子』『聖の青春』『愚行録』『ハード・コア』など、テレビドラマ作品に『深夜食堂』『植木等とのぼせもん』や、『歪んだ波紋』(19年11月放送予定)など、著書には『猫は笑ってくれない』(18年、ポプラ社)などがある。

赤犬/グッチ(パーカッション&MC)+リシュウ(ベース)

赤犬は、作曲家・クスミヒデオが自身の理想とする音楽表現を模索し、100名の弟子から心・技・体を兼ね備えた13名を選出し、1993年に大阪芸大で自然発生。その活動は音楽だけに留まらず交通量調査、財テク指南、シロアリ駆除など多岐にわたる。2014年には映画『味園ユニバース』(山下敦弘監督)に出演。人情に厚いデコトラ軍団役の演技が高く評価された。古今東西の娯楽を凝縮したライブは「エンターテインメントの卸問屋」の異名の通り、お手頃価格で老若男女を魅了し、会場限定販売のシングルも大阪みやげとして人気を集めている。2018年には結成25周年を迎えた。今回の噛ませ犬は、グッチ(大阪芸大映像学科出身、V93)とリシュウ(大阪芸大デザイン学科出身、D93)。