2021年12月11日(土)
17:15開場/17:30開演
・17:30〜開会あいさつ:森松明希子さん
・17:40〜映画『真実はどこに?』上映
避難者からの一言:下澤陽子さん、竹野内真理さん(オンラインでのご出演)
・18:45~トーク
ゲスト:野呂美加さん(NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」代表)
2011年3月11日に発生した東日本大震災より10年が経ちます。
ここ関西でも、多くの避難者を受け入れ、被災地支援・避難者支援・脱原発など、様々な活動が展開されてきましたが、いまだ明らかにならない問題も多いまま、原発問題・避難者への対策・被ばく対策など、不十分なまま、風化が進んでいます。
3.11関連の映画・映像作品も数多くとられましたが、十分に観る機会がないままの作品も多い状況です。
10年という節目に原点に立ち返り、被災者・避難者の声に耳を傾けながら、作品をみて考える特集上映を継続して行っていきます。
各回上映後には、監督や出演者をはじめゲストをお迎えしてのトークも、リモートを活用しながら開催予定です。
<協力:東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream (代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会>
※第1回:2021年3月13日(土)・14(日)開催
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s210313.html
野呂美加さん
NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」代表
1992年からチェルノブイリ原発事故で被災したベラルーシの子ども達を日本に1か月転地療養させる「保養里親運動」を行う。19年間に延べ 648人を招待する。
こうした活動が認められ、2005年に国際交流基金より『地球市民賞』を受賞。
東日本大震災以降は、フクシマ原発事故による被災者のためのお話会や北海道での保養受け入れに取り組む。
映画「小さき声のカノン」(2015年)に出演。
著書「放射能の中で生きる母たちへ」(2011年)等。
森松明希子さん
福島県在住中に東日本大震災及び福島原子力惨禍に被災。
0歳と3歳の2児を連れて大阪へ母子避難。
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰。
原発賠償関西訴訟原告団代表、原発被ß害者訴訟原告団全国連絡会共同代表、を務める。 国内外で講演を続け、災害による被災者・避難者・原発事故被害者の人権について訴え る。
2018年スイス・ジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ。
参議院東日本大震災復興特別委員会に参考人として招聘され、被災当事者として陳述を 行う。
2019年3月フランス・イギリス・ドイツ・ベルギーで訴える。
2019年10月31日「黒田裕子賞」受賞
著書に『母子避難、心の軌跡』(かもがわ出版、2013年)、『災害からの命の守り方ー 私が避難できたわけー』(文芸社、2021年)
共著:「3.11避難者の声 当事者自身がアーカイブ」など。
下澤陽子さん
東京国分寺から娘さんの体調改善のために、2014年兵庫県へ避難移住。二児の母。ピアノ教師。
竹野内真理さん
フリージャーナリスト、翻訳者、ブロガー
20年以上前にイラクの劣化ウラン弾の被害を受けた赤ちゃんの写真をみてから、反核反原発の活動を世界を舞台にはじめる。
2003年と2013年、IAEA を単独訪問し、脱原発を訴える。
2011年福島原発事故後、沖縄に避難移住。
「Save Kids Japan」、「竹野内真理ファイル」、「バンダジェフスキーと真理の動画」等のブログも書き、世界に向けて発信を続けている。
2011年11月外国人記者クラブにて、「ノーモアヒバクシャ・ノーモア原発」の記者会見を開催。
2012年ニューヨーク医学アカデミーにて、福島原発事故の健康影響についてスピーチ。
共訳書『人間と環境への低レベル放射能の脅威』『原発閉鎖が子供を救う』『低線量内部被曝の脅威ー原発周辺の健康破壊と疫学的立証の記録」
「原発をとめるには、組織に頼らず、世界で大多数の個人一人ひとりがあらゆる手段を用いて声をあげることが大事」との考えのもと、行動し続けてきた20年間の集大成と言える初著書『地震・福島・子どもの健康・チェルノブイリ森林火災』を日英中の3か国語で出版。(2021年)
バンダジェフスキー博士の最新の論文も収録。
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