れいこいるか
<映画芸術「2020年日本映画ベスト&ワースト」ベストテン1位受賞記念アンコール上映>
2019年/日本/100分
監督いまおかしんじ
出演武田暁、河屋秀俊、豊田博臣、美村多栄、時光陸、田辺泰信、上西雄大、上野伸弥、石垣登/空田浩志、テルコ、川上皓翔、桑村大和、グェンティ・コックミ、杉本晃輔、西山真来、徳竹未夏、古川藍、多賀勝一、水野祐樹、小倉Pee、南山真之、グェンタイン・サン、森千紗花、若宮藍子、北田千代美、上村ゆきえ、徳永訓之、佐藤宏
公式サイトhttps://reikoiruka.net-broadway.com/
いつかまた、会える
1995年、神戸。伊智子と太助は、阪神淡路大震災により一人娘のれいこを亡くす。その後二人は離婚し、それぞれの生活を始める。淡々とした日常の中、伊智子と太助は、徐々にれいこの死を受け入れていく。2018年、久しぶりに再会した二人は、れいことの思い出の水族園へ行き、イルカショーを見るのだった。
阪神・淡路大震災で一人娘を亡くした夫婦の23年間をテーマにしたフィクション・ドラマ。
『つぐない』『あなたを待っています』のいまおかしんじ監督が震災直後から原案を温め、震災後25年の節目を前に作品化。
震災での娘の死を機に関係が悪化し、離婚した夫婦の絆の回復を、長田や三宮など神戸の街並みを舞台に描きだす。
監督が「今やるなら、これまでの月日を描こう」と心に決め、2017年1月から撮影を始めた本作は、神戸の下町の風情が残る長田区の路地裏や酒店などを、いまおか監督自らが街を歩き回って探し出し、等身大の神戸を象徴する「震災前から残る風景」がロケ地に選ばれている。
関西演劇界で活躍する武田暁が映画初主演。
夫役を北野武「HANA-BI」(98)、阪本順治「顔」(00)、中島哲也「下妻物語」(04)、園子温「恋の罪」(11)、瀬々敬久「64—ロクヨン」(16)と数々の個性派監督の映画に出演する河屋秀俊が演じ、現在進行形の悲しみを背負う2人を描き出すことに成功した。
いまおか監督は本作の公開に向けて「震災という大きな歴史の陰に隠れがちな、人びとの悲しみと喜びに思いをはせてほしい」と語っている。
リモートトーク
2/21(日)15:30の回上映後
登壇者:武田暁さん、河屋秀俊さん、いまおかしんじ監督
※Zoomによる出演。スクリーンに映写します
上映スケジュール
2/20(土)~26(金) | 15:30 |
2/27(土) | 15:10 |
2/28(日) | 休映 |
3/1(月) | 16:30 |
3/2(火)・3(水) | 15:10 |
3/4(木) | 休映 |
3/5(金) | 14:00 |
※3/5で終了予定 |