2019年/日本/85分
監督金子遊
出演伊藤雄馬、パー、ロン、カムノイ、リー、ルン、ナンノイ、ミー ブン、ドーイプライワン村の人びと、フアイヤク村の人びと
ラオスの森の民がわたしたちに教えてくれること 人食い伝説によって、たがいに憎しみあうムラブリ族に 日本の言語学者が対話の力で融和をもたらす 映像人類学の可能性を切りひらく、かつてない冒険! タイやラオスの密林でバナナ葉の家をつくり、ゾミアでノマド生活を送るムラブリ族 謎に包まれた少数民族の撮影に世界初成功した、映像人類学のドキュメンタリー バナナの葉と竹で寝屋をつくって野営し、平地民から姿を見られずに森のなかを遊動するムラブリ族の生活。タイ人は彼らを「黄色い葉の精霊」と呼んだ。 本作は、6ヶ国語を自由に話し、文字のないムラブリ語の語彙を収集する、言語学者・伊藤雄馬とともに足かけ2年、ムラブリ族を追ったドキュメンタリー。伊藤はラオスで狩猟採集を続けるグループへの接触を試み、カメラは世界で初めて、ムラブリ族の謎めいた生活を撮影することに成功。ムラブリ族は言語学的に3種に分けられることが判明し、お互い伝聞でしか聞いたことのないタイの別のムラブリ族同士が初めて会う機会を創出する。また、今は村に住んでいるタイのムラブリ族の1人に、以前の森の生活を再現してもらうなど、消滅の危機にある貴重な姿をカメラに収めた。 インドシナ半島の密林におけるサステナブルで、政府からも自由なアナーキーな生き方を見つめることで、文明社会で暮らす私たちにも、「真に重要なことは何か」が見えてくる。
2022年 5/28(土)・29(日) |
13:20 |
5/30(月)~6/3(金) | 14:10 |
6/4(土)・5(日) | 10:15 |
6/6(月)~10(金) | 12:05 |
6/11(土)・12(日) | 17:30 |
6/13(月)・14(火) | 休映 |
6/15(水)~17(金) | 16:30 |
※6/17(金)で終了 |
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,200円 |
学生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |