井上陽一弁士 三回忌追悼公演
大森くみこ×坂本頼光『瀧の白糸』掛け合い活弁

開催日

2023年2月23日(木祝)

※チケット完売いたしました


時間

18:15開場 / 18:30開演(終演21:00予定)


イベント内容

2021年2月9日に永眠された、活動写真弁士・井上陽一さんの三回忌追悼公演開催します。
今回は『瀧の白糸』を、大森くみこさんと坂本頼光さんのお二人の掛け合い活弁を行っていただくことになりました。
この『瀧の白糸』は、2019年にシアターセブンで開催された、井上陽一さんの弁士40周年記念公演の際に、井上さんと大森さんが掛け合いで活弁をされた想い出の作品です。
トークコーナーも予定しておりますので、在りし日の井上さんを偲びたいと思います。

※当日は、井上陽一弁士のメモリアルコーナーを設け、お写真などを館内に展示予定です


井上陽一 弁士

活動写真弁士。映写技師をしながら、弁士・浜星波に師事。1979年弁士デビュー。
各地の無声映画上映会に精力的に出演。生涯約600回の公演を行った。
2021年2月9日82歳で永眠。シアターセブンでは2017年より定期公演を行って頂いた。


瀧の白糸
水芸の巡業をしている北陸一の美人大夫・滝の白糸こと水島友と、苦学生・村越欧也の美しくも儚い悲恋物語。
出演:入江たか子、岡田時彦、村田宏寿、菅井一郎、浦辺粂子、菅鈴子
監督:溝口健二/原作:泉鏡花
1933年(昭和8年)入江プロ/新興キネマ作品/2時間(18コマ)

出演者

弁士:大森くみこ、坂本頼光
ピアノ伴奏:鳥飼りょう

大森くみこ

2012年弁士デビュー。関西を活動拠点に無声映画上映会、国内外の映画祭等に出演。2019年にはロサンゼルスで行われた「The Art of the Benshi」にて好評を博す。天満天神繁昌亭昼席に色物で定期出演、OSシネマズ神戸ハーバーランドでは定期活弁ライブを開催。TV・ラジオパーソナリティー、ナレーターとしても活躍。関西弁も駆使したコメディポップな作品からシリアス作品まで、また可憐な少女からおじさんまで硬軟問わずの語りが持ち味。

坂本頼光

東京生まれ。少年時代は漫画家志望で、水木しげるに私淑。ひたすら妖怪の絵ばかり描く日々を送るも、中学二年頃より映画熱に憑かれ、やがて無声映画の説明者である活動弁士を志す。
00年、嵐寛寿郎主演『鞍馬天狗』前編の説明でデビュー。現在迄に国内外の無声映画約120本を説明する傍ら、絵心を生かし、イラスト、自作アニメを制作しての活弁、またアニメやCMの声優も務めている。平成28年度・花形演芸大賞において銀賞、30年同金賞受賞。周防正行監督の映画「カツベン!」では、主演の成田凌、共演の永瀬正敏に活弁指導を担当。

鳥飼りょう

サイレント映画の楽士。ピアノ、パーカッションを演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は500以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏上映に多数出演している。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人。無声映画振興会代表。


料金

前売:3,000円
当日:3,500円

※チケット完売いたしました


<チケット販売>
2023年 1月16日(月) 正午12:00〜販売開始

<前売券・当日券販売について>
お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
URL:https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=9290
※前売券は、前日2/22(水)の23:59で販売終了。

●劇場窓口販売(現金・paypay決済)
当館開館時間内に、劇場窓口にて販売。(最終作品の上映開始30分後まで受付)
※前売券は、前日2/22(水)で販売終了。


主催・お問い合せ

シアターセブン
〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
TEL:06-4862-7733
MAIL:info@theater-seven.com
WEB:http://www.theater-seven.com/