大森くみこのナナイロ活弁 ~第二巻~
上映作品
『諧謔三浪士』
『Dog Heaven』

開催日

2025年5月10日(土)


時間

13:00開場 / 13:30開演


イベント内容

活動写真弁士・大森くみこの活弁公演が、シアターセブンに登場!
この会【ならでは】の作品セレクトで、お客様をお迎えします。

第二回にセレクトしたのは邦画・洋画のコメディ作品。娯楽の王様、活動写真と言われるほど、サイレント映画時代には膨大な娯楽喜劇映画がありました。古くさいと侮るなかれ。今見ても度肝を抜く発想の豊かさとコメディセンス、ナンセンスさよ!令和の今こそみてほしい作品です。


上映作品

諧謔三浪士
1930年/片岡千恵蔵プロダクション/75分
後に『無法松の一生』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞する稲垣浩監督と当時ノリにノッた大スター・片岡千恵蔵がタッグを組んだ明朗快活、痛快コメディ時代劇。アメリカ映画『三銃士』にヒントを得ており、『チョンマゲのついた現代劇』とも呼ばれた千恵プロの若さ溢れるモダンな作品。

気ままな暮らしに甘んじる【美剣士】【女好き】【酒好き】の浪士三人組。愉快にやっていたある日、悪の集団六方阿弥陀組が現れる。加えて現れたる旅川鬼十郎なる怪人物に巻き込まれ、三人は贋金づくりの濡れ衣を着せられた。身の潔白を晴らすため、 さぁどうする諧謔三浪士・・・!
監督:稲垣浩
出演:片岡千恵蔵、尾上桃華、瀬川路三郎、桜井京子

協力:マツダ映画社
※デジタル素材での上映です
Dog Heaven
1927年/アメリカ/31分
1922年ー1944年の無声映画からトーキー時代にかけて大人気だった下町で繰り広げられる子ども達のコメディ「Our Gang(アワーギャング)」シリーズの一本。日本でも『ちびっこギャング』のタイトルで60年代にTV放送されていた。今作は、当時アメリカで最も有名だったワンちゃんと言っても過言でない“犬のピート”が主人公。その悲哀あふれる演技と子ども達の可愛さに、思わず笑みのこぼれる作品。
監督:アンソニー・マック
製作:ロバート・F・マクゴーワン、ハル・ローチ

協力:片岡一郎 弁士
※デジタル素材での上映です

出演者

弁士:大森くみこ
ピアノ:鳥飼りょう

大森くみこ

2012年弁士デビュー。関西をはじめ全国各地での無声映画上映会、国内外の映画祭等に多数出演。2024年春にはアメリカ4都市活弁ツアー「The Art of the Benshi」に出演。寄席(繁昌亭・喜楽館昼席)にも色物定期出演。新作無声映画「I AM JAM ピザの惑星危機一髪」(2022)では出演と活弁を担当。関西弁も駆使したコメディポップな作品は子供たちにも大好評。大人向けのシリアス作品まで硬軟問わずの語りが持ち味。ラジオパーソナリティー、ナレーターとしても活躍。ラジオ関西「田辺眞人のラジオレクチャー」レギュラー出演中。
公式サイト:omorikumiko.world

鳥飼りょう(ピアノ)

サイレント映画の楽士。ピアノ、打楽器を演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は800以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏上映に多数出演している。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人。無声映画振興会代表。
X(旧Twitter): @ryo_torikai
Facebook:ryotorikai.music


料金

一般前売:3,000円
一般当日:3,500円
U30割(30歳以下の方):1,000円 ※要証明書提示

※劇場招待券・年間パスポート等は使用不可


チケット購入

2025年3月8日(土)正午12時より、下記URL及び劇場窓口にて販売開始

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
※開催日の前日5/9(金) 23:59で販売終了。
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=18635
●劇場窓口販売(現金・paypay決済)
当館開館時間内に、劇場窓口にて販売。(最終作品の上映開始30分後まで受付)
※前売券は、前日5/9(金)で販売終了。


会場

シアターセブン
〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
TEL:06-4862-7733
MAIL:info@theater-seven.com
WEB:http://www.theater-seven.com/