大森くみこのナナイロ活弁 ~第四巻~
上映作品
『血煙荒神山』
『番場の忠太郎 瞼の母』

開催日

2025年2月7日(土)


時間

13:30開場 / 14:00開演


イベント内容

今回は、関西でたった一人活弁の火を灯し続けた井上陽一弁士の語りに近づくべく、大森くみこが奮闘します。


上映作品

血煙荒神山(ちけむりこうじんやま)
1929年/昭和四年/25分
井上陽一弁士の十八番作品を、井上さんの台本をお借りしての上映です。
講談、浪曲でも有名なお話。大河内傳次郎は清水次郎長、吉良の仁吉と二役を演じており、京都五智山でのロケシーンは迫力の大乱闘!
監督:辻吉郎
出演:大河内傳次郎、酒井米子、梅村蓉子
※デジタル素材での上映です
番場の忠太郎 瞼の母(ばんばのちゅうたろう まぶたのはは)
1931年/昭和六年/77分
井上陽一弁士のレパートリーのひとつ。こちらは大森オリジナル台本でお届けします。
江州番場宿の忠太郎は生き別れた母を求めて江戸へ。方々探し回ったある日、とうとう母を訪ねていくのだが…長谷川伸の傑作戯曲を、若き稲垣浩監督が初の映画化。剣戟シーンは少ないものの「小鳥も木の葉も演技している」と評された画面構成はお見事。ともかくイケメンの片岡千恵蔵、まだあどけない娘役の山田五十鈴もみどころ。

原作:長谷川伸
監督・脚色:稲垣浩
出演:片岡千恵蔵、常盤操子、山田五十鈴
※デジタル素材での上映です

出演者

弁士:大森くみこ
ピアノ:天宮遥

大森くみこ

2012年弁士デビュー。関西をはじめ全国各地での無声映画上映会、国内外の映画祭等に多数出演。2024年春にはアメリカ4都市活弁ツアー「The Art of the Benshi」に出演。寄席(繁昌亭・喜楽館昼席)にも色物定期出演。関西弁も駆使したコメディポップな作品からシリアス作品まで硬軟問わずの語りが持ち味。MBSラジオ『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』㈭、ラジオ関西「田辺眞人のラジオレクチャー」レギュラー出演中。
公式サイト:omorikumiko.world

天宮遥

音楽家 神戸生まれ
日本では希少なサイレント映画伴奏ピアニストとして国際映画祭や劇場に出演。コメディーからドラマティックな作品まで幅広く即興演奏を行っている。
神戸大学発達科学部音楽表現学科 兵庫教育大学大学院芸術コース卒業 神戸芸術工科大学講師。
ラジオ関西「天宮遥のわたしはピアノ」ほかラジオパーソナリティーとしても活動中。映画の魅力を幅広く伝えている。兵庫県交通安全協会広報大使。


料金

一般前売:3,000円
一般当日:3,500円
U30割(30歳以下の方):1,000円 ※要証明書提示

※劇場招待券・年間パスポート等は使用不可


チケット購入

2025年11月22日(土)正午12時より、下記URL及び劇場窓口にて販売開始

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
※開催日の前日2/6(金) 23:59で販売終了。
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=22081
●劇場窓口販売
当館開館時間内に、劇場窓口にて販売。(最終作品の上映開始30分後まで受付)
※前売券は、前日2/6(金)で販売終了。


会場

シアターセブン
〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
TEL:06-4862-7733
MAIL:info@theater-seven.com
WEB:http://www.theater-seven.com/