2016年/日本/31分/配給 ©「アマノジャク・思春期」製作委員会
監督岡倉光輝
出演山本楽、千野羽舞、古山憲太郎、河野知美、三坂知絵子、市原叶晤、大塚巧、拓羊、服部ひとみ、坂下麻里子
小学6年生になった男の子の光は、自身の受け口を悩み抜きマスクをつけるようになった。両親は治療のため、光と歯科を訪ねるものの、診察で、顎の矯正には18歳頃になってから手術が必要と知らされる。 見た目の悩み、人と異なった振る舞い 小学生の光は彼の顔の特徴である「受け口」にコンプレックスを持ち、教室にうまく馴染めない。彼はクラスメイトにからかわれ、「いじめ」の標的となる瞬間さえもある。また2005年4月の発達障害者支援法の施行前、「発達障害」の周知がない時代が本作の背景となっている。光は隠れた発達障害を抱えており、クラスや周囲と異なった行動をする自らにも苛まれていく。 映画は出演者の熱演が観客に大きな衝撃を与え、撮影から4年を経てカナザワ映画祭2017やTAMA NEW WAVEと多くの映画祭で受賞。翌年に福井駅前短編映画祭2018で、グランプリを受賞する。山本楽が2013年の小学4年時に「受け口」の主人公を演じ、悩みを抱える当事者の内面を表現している点も見どころである。 【参考】 ■LITALICO発達障害ナビの紹介 https://h-navi.jp/column/article/35027797
7/4(土)~10(金) | 14:05 |
7/11(土)~17(金) | 20:10 |
一律 | 1,000円 |
障碍者手帳ご呈示の方 | 900円 |