2019年〜2021年に撮られた 今関あきよし監督の原点回帰とも言える「短編映画」3作品を一挙上映! 21世紀に入りベラルーシ、ウクライナ、ロシアと旧ソ連で、そして近年では台湾で撮影した映画を撮り続けてきた今関あきよし監督が、海外での撮影が困難なこの時代にみつけたものは原点回帰とも言えるショート・フィルムであった。 それは約30分の間に起承転結の中から観客へ答えを提示するものではなく「音楽」、「映像」、そして詩を朗読するかの如き「台詞」により、観客自らが答えを探り出すというスタイルのもの。 それはまさに「映像詩」。 そんな新しいスタイルの映画作りに挑む原点となった2019年製作の『Memories』と、2020年制作の『Dear Moon』の2作品。 さらに、コロナ禍の最中に撮られたもう1本の短編『ザ・オーディション』を上映する。 こちらは前2作とは異なりドラマ仕立ての作品となっている。 『ザ・オーディション』は、今関監督が講師を務める映画会社アイエス・フィールドの俳優育成部門「クリエイターズ・フィールド」所属の若手俳優を起用。映画のオーディションにおいて監督がなかなか現れずただ時間が過ぎていく中で集められた俳優同士の疑心暗鬼が増幅していく様をサスペンス仕立てに描いた人間ドラマ。デビュー作の『アイコ十六歳』以降、一貫して「少女」を描くことに拘って来た今関監督のキャリアの中でも異彩を放つ1本になっている。 【上映順】 ①『ザ・オーディション』 ②『Memories』 ③『Dear Moon』
2022年 7/16(土)・17(日) |
13:30 |
7/18(月祝)~20(水) | 17:15 |
7/21(木)・22(金) | 19:45 |
7/22(金)で終了予定 |
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,200円 |
学生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |