名曲「大きな古時計」誕生の逸話を映画化
仲の良い兄弟、兄の西野耕平(松田悟志)と、弟の雅也(藤沢大悟)は、両親を一度に交通事故で亡くしてしまいます。一流のシェフを目指し東京で修行をしていた耕平は、両親が経営していた、海辺の小さなホテルを継ぐ事を決意します。一方、雅也も画家を目指しながら協力する事にしました。ホテルを再開したものの客は来ず、小奇麗なロビーには、耕平が生まれた時に父親が買ってくれた大きな柱時計が正確に時を刻んでいた。
ある日、ホテルにやって来た若い女性、川瀬彩華(松本まりか)が、予約も無しに独りで長期滞在したいと言う。怪しく思った兄弟は、満室だと言い断ろうとするが、突然、大きな柱時計の鐘が鳴り響きます。耕平は、柱時計がその客を歓迎したと思い宿泊を了承してしまいます。困惑する雅也でしたが、女っ気のない男兄弟には、毎日が新鮮に感じられて楽しい日々が続きます。いつしか兄弟は、彩華の天真爛漫な姿に惹かれて行きます……。
16年の時を刻み、劇場版として蘇る
1876年、米国の音楽家ヘンリー・クレイ・ワーク(Henry Clay Work)によって作曲、大ヒットした「Grandfather's Clock」(大きな古時計)誕生の逸話に基づき、世界で初めて映画化。
2006年、ネットシネマ(日本初の動画配信サービス)の実写シネマ企画として提案した、名曲「大きな古時計」誕生の逸話が採用され、藤岡美暢(藤ダリオ)の脚本によって、世界初の実写ドラマ化となりました。当時、シンガーソングライターの平井堅さんによるカバー曲がミリオンヒットを記録。
物語は、両親を亡くした兄弟が営む海辺の小さなホテル、そこに突然訪れた一人の女性、この三人が織り成すピュアなラブストーリー、青い海と空~海辺の小さなホテルであった事から沖縄ロケーションを慣行しました。
そして、16年を経て劇場版として蘇らせる為に、新たに追加撮影を敢行、細部に拘った再編集、合成やCGを要所に施しました。更に、実力あるミュージシャン達が参加、主題歌「大きな古時計」(英語詩)は、ジョンテとエリアンナによる初デュエットでカバー。劇中には、イメージソングを川島ケイジがオリジナル曲「序曲」を提供、劇中歌を観月.がオリジナル曲「月になる」を提供、そして、谷口尚久が本作の為に書き上げた、エンディングテーマ「RIGHT
NOW」を川畑要(CHEMISTRY)が熱唱するなど、正に音楽映画にふさわしい作品として完成しました。
舞台挨拶
4/8(土)16:25の回上映後 舞台挨拶予定
<登壇者>
小林宏治 監督
上映スケジュール
2023年
4/8(土) |
16:25 |
4/9(日)~14(金) |
16:50 |
※4/14(金)で終了予定 |