自然の循環と人間の生きる根源の光を求めた宇梶静江の世界 アイヌの精神と魂の原点を探る自然回帰的なドキュメント映像詩 人間らしい生き方とは何か? 自然に生きるアイヌの知恵とは何か? 民族のアイデンティティー、共生への光を求めて 今こそ響く、アイヌの知恵が蘇る アイヌの人々が守り伝えてきたものはたくさんある。自然を敬い、人と人との礼儀を尽くし、祖先から伝えられた豊かな文化や習慣などがあった。また文字を使わないアイヌの人々は、口伝によるユカラ(叙事詩)や、踊りや歌などで文化と歴史を伝えることで、大切にしてきた民族の生き方を喚起し、その精神性を問い続けて来たといえる。 この作品は、90歳になった宇梶氏の熱い思い、生き方から得た大事な知恵で構成。またアイヌの伝統刺繍を生かした宇梶氏のオリジナル「古布絵」や詩作などを通して、全体的に表現したドキュメント映画である。そこにはアイヌ民族の精神性と力が秘められていて、共生、共存、共進化の姿が見えてくる。 自然のサイクルを大事にする意味において、自然曼荼羅が循環する姿そのものであり、アニミズムの回帰が原点化にすることでもある。生きものの全てが自然の一部であると同時に、祈りの姿が光の彼方へと向かうのである。
2023年 5/27(土)〜6/2(金) |
12:00 |
6/3(土)・4(日) | 11:20 |
6/5(月)~9(金) | 14:40 |
6/10(土)・11(日) | 10:30 |
6/12(月)~15(木) | 12:00 |
6/16(金) | 休映 |
以降未定 |
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,200円 |
学生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |