長倉の一人称で切れ良く語り進めてゆくハードボイルド作品 半世紀にわたり地球規模で撮り続けた写真家の軌跡を叙事詩的に構成 写真家は過去にさかのぼり未来を見通すシャーマン。 鷹の眼で世界を見つめ 愛をこめて人間を写してきた。 運命的な出会いにも恵まれた。 文明の十字路アフガニスタンでソ連と戦ったマスードと仲間たち。 その死をのりこえ今も続ける山の学校の記録。 歴史は、流れつづける大河である。長倉はその岸辺に立ち、森羅万象に眸をそむけることなくレンズを向けた。 人類の業を見たのか、希望を見つけたのか? 「もう少し早く生まれていたらベトナム戦争に飛びこんで決定的瞬間を撮ることも出来たかもしれないけど、遅れてきた僕は、自分しか撮れない写真を探した。それが今につながっている」 「自分の目の前の人間の心に入っていくことを核にして写真を撮っていくというのが僕のスタイルです。先輩からは、もっと茫洋とした人間、人はどこからきてどこへ行くのかを考えるような大きな人間になれと言われました。その時はなにくそと思ったが、今思うと深い意味を持っていたんだと気づきます」
2023年 10/14(土)・15(日) |
11:30(~12:55) |
10/16(月)~20(金) | 11:50(~13:15) |
※10/20(金)で終了予定 |
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
学生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |