コロナ禍の真っ只中、2歳で生き別れた父を探してイタリアへ
"ハーフ"として日本で育った監督が自らの旅を記録した、ルーツを巡るドキュメンタリー
日本人とアフリカ人の間に生まれ、日本で生まれ育った武内剛(たけうち・ごう)は2歳のときに父と生き別れになった。「若い頃は映画監督を目指していた」という母の話から浮かび上がるのはクリエイター気質の父の姿。その影を追うように、エンターテインメントの世界で活動していたが、2020年に予期しない契機が訪れる。「COVID-19」それは命を落とす可能性もある正体不明のウイルスの世界的なパンデミックだった。もしかすると、もう二度と父親に会えないかもしれない――そう思った剛は父を探すためにイタリアへ旅立つことを決意。さらには、その記録を映画にすることに。
しかし緊急事態宣言の只中、渡航のハードルは高く、認知症の母から聞き出せる父の情報は驚くほど少ない。手元にあるのは40年前の父の写真だけ。10日間という限られた滞在期間、イタリアの人口・約130万人の中から会ったこともない一人の肉親を探し出すのは予想以上の困難を極めた。日本で“ハーフ”として育った自分自身の過去にも向き合いながら、異国の地で必死に捜索を続ける剛だったが、ある日ついに父親の手がかりを掴んで……。
舞台挨拶
9/28(土) 13:20の回上映後 舞台挨拶予定
<登壇者>
武内剛 さん(監督・主演)
<ゲスト>
岩田 篤志さん(株式会社採用戦略研究所 営業/人事部 部長)
岩田 篤志さん プロフィール
中小企業を中心とした人材採用支援会社の営業/人事部長として企業の採用支援を行う傍ら、私生活では2016年から1女2男のシングルファザー。
子どもが通う学校では歴代PTA会長を務め、休日は少年野球の指導やボランティアなど地域活動に勤しむ。
自身が「親の背中を見て育った」ことから、「父の背中を見て育てる」育児を目指してまだまだ修行中の身。
9/29(日) 13:20の回上映後 舞台挨拶予定
<登壇者>
武内剛 さん(監督・主演)
<ゲスト>
ルクムエナ ミンコラアキイ さん(architecture/建築家)、野寄聖統 さん
ルクムエナ ミンコラアキイさん プロフィール
両親共にコンゴ民人でありながら、生まれも育ちも関西のコンゴ民人。息子がミックスでダウン症のダブルマイノリティーの父親。
自身の団体「GLOBAL JUNCTION」や「アフリカンキッズクラブ関西」、「JAFRIM合同会社」の役員を務めアフリカと日本の架け橋になれるように奮闘中。
上映スケジュール
2024年
9/28(土)・29(日) |
13:20(~14:45) |
9/30(月)~10/4(金) |
12:20(~13:45) |
10/5(土)・6(日) |
18:00(~19:25) |
10/7(月)~11(金) |
14:40(~16:05) |
※10/11(金)で終了予定 |