2023年/アメリカ/118分
監督マーク・マリオット
出演井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼
時にはまわり道が、一番の近道になる。 サカイヒデキは東京の大手食品商社に勤めるサラリーマン。さまざまな食のブランドの M&A を進めることが主な仕事で、プライベートでは上司である副社長のケイコと婚約している。そんなヒデキの新たな任務は、会社が米国モンタナ州に所有する経営不振の牧場を収益化すること。役員たちが土地開発業者への売却を勧める中、ヒデキは希少価値の高い和牛に切り替えることで牧場を再建できるはずだと主張し、和牛畜産業の専門家であるワダを連れてモンタナに向かう。 空と大地がどこまでも続くモンタナでは東京の常識は通じず、ヒデキはすぐにトラブルに見舞われる。ワダが怪我で入院し、一人になったヒデキは場違いなスーツ姿で牧場管理人のペグに和牛の事業計画をプレゼンするが、邪険に扱われるばかり。牧場労働者の一人で元ロデオ選手のハビエルに7万エーカーもの広大な敷地を案内されるも、ヒデキの計画の実現が難しいことは明らかだった。 そんな中、ヒデキはハビエルが副業として牧場の片隅で密かにキヌアを栽培していることを知る。おおらかで地に足のついた生活を楽しむハビエルと交流するうち、土地の魅力に気づき始めたヒデキはスーツからカウボーイの格好に着替え、牧場の仕事を積極的に手伝うようになる。大規模な牛追いにも参加し、ペグや他の牧場労働者たちとも打ち解けていく中で、自身の効率一辺倒の働き方やケイコとの関係を見つめ直すヒデキ。やがて意を決したヒデキはハビエルとの友情と牧場を守るため、ペグに新たなプランを提案する。 一方その頃、東京ではヒデキが任務を果たしていないことが問題視され、事態を収拾するためにケイコがモンタナにやって来る。牧場の閉鎖とヒデキの処遇を告げるケイコに対し、ヒデキは未来の展望とこれまで口にしてこなかった自分の気持ちを話し始める——。
2024年 10/12(土) |
14:40(~16:43) |
10/13(日)・14(月祝) | 11:40(~13:43) |
10/15(火)~18(金) | 12:00(~14:03) |
10/19(土)~25(金) | 18:50(~20:53) |
※10/25(金)で終了 |
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
学生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |