泣いて、笑って、慄いて
5人の脚本家が紡ぐ、母をめぐる[映画五重奏]
映画『Mothers マザーズ』は、映画・テレビ・舞台などで活躍する脚本家たちが自己資金により企画・制作したオムニバス映画です。
それぞれの脚本家が「母」をテーマにしたオリジナルの短編脚本を執筆し、それを自ら映画化して、ひとつにパッケージしたユニークなプロジェクトから誕生しました。
母として、ひとりの女性として、息子として、夫として、それぞれ立場から母を描いたこの作品は、ご覧になる人それぞれの在り方によって見え方も異なることと思います。
BUG
(脚本・監督:武田恒)
母親の鳴海は息子の聖がなぜ無差別傷害事件を起こしたのか、分からずにいた。 しかし、鳴海は息子と距離を置こうとする夫や、被害者家族のキャバ嬢の朋絵と話す中で、 聖ともう一度、向き合おうとしていく。
出演:小沢まゆ、上田雅喜、悦永舞、垣内健吾、吉牟田眞奈
夜想
(脚本・監督:高橋郁子)
――いちばんそばにあった光、それがあなた。闇を引き裂き、あなたは現れた――。
飴屋の男のもとを毎夜訪ねる美しくもか細い女。
しかし、その訪問は草木も寝静まる深夜ばかり。なぜこんな時間なのか男が尋ねると、女は一人抱えていた過去を語り始めた。
出演:大島朋恵、加藤亮佑
いつか、母を捨てる
(脚本:進藤きい 監督:木内麻由美)
母にコントロールされ努力を強いられてきた娘・晶子。
息をひそめ、母の機嫌を損ねないよう生きている。だがある夜、母の望む大手商社に就職できたという嘘がバレそうになり、心の奥底に隠れていた思いが動き出す。たとえ実体がなくなっても母から逃れられない娘の哀しみを描くサスペンス。
出演:外山史織、山野海、秋本奈緒美、久保田秀敏、岡見時秀
だめだし
(脚本:たかはC 監督:野田麗未)
12月24日。映像監督を生業にしている純也。年末は忙しく、編集作業に追われている。帰省中の妻から「あれ忘れないでね」という連絡が。純也は娘との約束をすっかり忘れてしまっていた……。聖夜に巻き起 こる子育て反省コメディ。
出演:アキラ100%、高橋明日香、EMA、川越諒、大島祐也、黒木美結、高遠るきの
ルカノパンタシア
(脚本 ・監督:難波望)
郊外の一軒家で暮らす原田路佳と娘の海凪。一見、なんの変哲もない暮らしを送る母娘のもとに、ただならぬ決意を秘めた元夫、茂が訪ねてくる。彼にはどうしても打ち明けなければならない想いがあった。
茂の思いがけない告白を受け、母娘のかりそめの幸せはくずれてゆく。
出演:嶋村友美、森山みつき、藤井太一
舞台挨拶
3/15(土) 11:00の回上映後
武田恒 さん(「BUG」 脚本・監督)
高橋郁子 さん(「夜想」脚本・監督)
進藤きい さん(「いつか、母を捨てる」脚本)
野田麗未 さん(「だめだし」監督)
嶋村友美 さん(「ルカノパンタシア」出演)
たかはC さん(「だめだし」脚本)
3/16(日) 11:00の回上映後
武田恒 さん(「BUG」 脚本・監督)
高橋郁子 さん(「夜想」脚本・監督)
たかはC さん(「だめだし」脚本)
進藤きい さん(「いつか、母を捨てる」脚本)
3/20(木祝) 14:40の回上映後
難波望 さん(「ルカノパンタシア」脚本・監督、総合プロデュース)
小沢まゆ さん(「BUG」出演)
熱田大 さん(「いつか、母を捨てる」撮影監督)
3/21(金) 19:00の回上映後
難波望 さん(「ルカノパンタシア」脚本・監督、総合プロデュース)
木内麻由美 さん(「いつか、母を捨てる」監督)
熱田大 さん(「いつか、母を捨てる」撮影監督)
3/22(土) 15:40の回上映後
難波望 さん(「ルカノパンタシア」脚本・監督、総合プロデュース)
木内麻由美 さん(「いつか、母を捨てる」監督)
森山みつき さん(「ルカノパンタシア」出演)
藤井太一 さん(「ルカノパンタシア」出演)
3/23(日) 上映後
難波望 さん(「ルカノパンタシア」脚本・監督、総合プロデュース)
森山みつき さん(「ルカノパンタシア」出演)
上映は終了しました
上映期間
2025年3/15(土)〜28(金) |
上映スケジュール
2025年
3/15(土)・16(日) |
11:00(~13:00) |
3/17(月)~19(水) |
19:00(~21:00) |
3/20(木祝) |
14:40(~16:40) |
3/21(金) |
19:00(~21:00) |
3/22(土)・23(日) |
15:40(~17:40) |
3/24(月) |
19:00(~21:00) |
3/25(火) |
17:00(~19:00) |
3/26(水)~28(金) |
19:00(~21:00) |
※3/28(金)で終了 |