特集上映&避難者トーク企画
「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」
第11回:劇映画から原爆のことを胸に刻む

開催日

2024年8月9日(金)、8/18(日)


上映日程

・8/9(金) 17:30開演
『NAGASAKI・1945 アンゼラスの鐘』(2005年/80分)
<長崎に原爆が落とされた日に、長崎の被爆医師・秋月辰一郎氏の足跡をたどる>

・8/18(日) 15:30開演
『ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実』デジタルリマスター版(1953年/104分)
<広島の当事者の目に映った原爆を真正面から受け止める>


登壇者

・8/9(金)
有原誠治 監督 ※ビデオメッセージ
藤信子 さん(秋月辰一郎氏のご長女)※メッセージ代読
村田三郎 さん(阪南中央病院医師)

・8/18(日)
小林開 さん(奇跡への情熱プロジェクト 代表・プロデューサー)
森川聖詩 さん(被爆二世・三世全国連絡会 世話人代表)
森松明希子 さん(福島から大阪に母子避難中)他

※登壇者は予定です。


上映作品

8/9(金)17:30開演
NAGASAKI・1945 アンゼラスの鐘
(2005年/80分)
被爆60周年(2005年)平和祈念作品
医師・秋月辰一郎氏をモデルに、爆心地における死闘の40日間を描いた長編アニメーション

1945年長崎。アンゼラスの鐘が時を告げる浦上天主堂近くに建つ浦上第一病院は、戦時下の市民にとって心身ともに頼りとなる存在でした。
そこに迎えられた若き医師・秋月辰一郎は、誠実な人柄で病院や地域の人々の信頼を得てゆきます。

8月6日に広島に投下された新型爆弾(原爆)を知った秋月たちが、不安を募らせていた9日の11時2分。
長崎上空に現れたB29爆撃機が原爆を投下。浦上の上空500mで炸裂。
一瞬にして長崎の町は地獄と化し、人々は焼かれ、浦上の天主堂は破壊されアンゼラスの鐘はその瓦礫の中に埋もれました。

奇跡的に生き残った秋月たちが焼け残った病院で互いに助け合い、傷ついき倒れた人々の救済に立ち上がりました。
しかし、病院に残されたのはわずかな医療品のみ。
無力な秋月の前で、人々は得体のしれない病で次々と倒れていきます。

「70年間、草木も生えない」と宣告された町に広がる不可解な病(急性原爆症)による死の同心円。
秋月たちの身体をも蝕んでいきます。
原作:秋月辰一郎「長崎原爆記」「死の同心円」
脚本・監督:有原誠治
8/18(日)15:30開演
ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実』デジタルリマスター版
(1953年/104分)
8/17(土)より、シアターセブンにて1週間上映あり
1955年ベルリン国際映画祭 長編映画賞 受賞

広島の市民ら約8万8千人が出演し、原爆が投下された直後の惨状を再現

あの日、1945年8月6日午前8時15分、みち子の姉・町子は警報が解除され疎開作業の最中に、米原先生を始めクラスの女生徒達といっしょに被爆した。
みち子は爆風で吹き飛ばされた。
弟の明男も黒焦げになった。
今ははぐれてしまった遠藤幸男の父・秀雄は、妻・よし子が梁の下敷きで焼死ぬのをどうすることも出来なかった。
陸軍病院に収容された負傷者は、手当ての施しようもなく、狂人は続出し、死体は黒山のごとくそこに転がり、さながら生き地獄だった。

しかし軍部は、ひたすら聖戦完遂を煽るのだった…。
監督:関川秀雄
出演:月丘夢路、岡田英次、加藤嘉、山田五十鈴、原保美、利根はる恵、河原崎しず江、徳永街子、月田昌也、三島雅夫


料金

前売:1,500円
当日:1,700円
※22歳以下の学生:1,000円(前売、当日問わず)
7/20(土)より販売開始

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
7/20(土) 9時より 下記URLにて販売開始。
但し、お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

【チケット購入ページ】
・8/9(金)17:30開演
『NAGASAKI・1945 アンゼラスの鐘』
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=15766

・8/18(日)15:30開演
『ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実』デジタルリマスター版
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=15767
●劇場窓口販売(現金・paypay決済)
7/20(土) 10:40より販売開始。連日最終作品上映開始30分後まで受付。
但し、お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

これまでの上映作品

第1回:2021年3月13日(土)・14(日)開催
福島原発の歴史を学ぶ/事故発生当時を振り返る/声をあげる人達の声を聴く
『「知事抹殺」の真実』『東電テレビ会議 49時間の記録』『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』『終の住処を奪われて』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s210313.html

第2回:2021年12月11日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『真実はどこに?』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s211211.html

第3回:2022年1月22日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『パレスチナからフクシマへ』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220122_2.html

第4回:2022年3月4日(金)・27日(日)開催
想いを受け継ぐ/劇映画だから描ける真実を観る
『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』『朝日のあたる家』『BOLT』
http://www.theater-seven.com/ev/ev_s220304.html

第5回:2022年8月11日(木祝)、9月11日(日)開催
核被害に向き合い、つながり、闘い、生き抜く
『ヒロシマ、そしてフクシマ』『かくれキニシタン~声をあげる10年目の福島~』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220811.html

第6回:2022年11月12日(土)、12月11日(日)
Beyond the Time 時を超えて
『NEW WORLD 岩崎孝正作品集』『10年後の空へーOKINAWAとフクシマー』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s221112.html

第7回:2023年3月4日(土)、3月18日(土)
核被害に向き合い、多角的な視点で考え、広くつながる
『核分裂過程』『あしたが消える ーどうして原発?ー』『発酵する民』『スノーデン』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230304.html

第8回:2023年8月11日(金祝)、8月13日(日)
原水爆と原発 ー明日のために、歴史をたどって考える ー
『いのちの岐路に立つ 核を抱きしめたニッポン国』『わたしの、終わらない旅』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230811_2.html

第9回:2023年12月17日(日)
薬害エイズの闘いに学びつながる
『人間の尊厳をかけて 薬害エイズ10年のたたかい』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s231217.html

第10回:2024年3月15日(金)、3月23日(土)
棄民と隠蔽<隠されてきた健康被害>
『闇に消されてなるものか 写真家 樋口健二の世界』『チェルノブイリ・28年目の子どもたち』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240315.html


協力

東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream (代表:森松明希子)、311特集上映実行委員会


会場

シアターセブン
〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
TEL:06-4862-7733
MAIL:info@theater-seven.com
WEB:http://www.theater-seven.com/