特集上映&避難者トーク企画
3.11を改めて考える~原発問題を中心に~
第13回:事実を積み上げて 真実に迫る

3/15(土)『太陽の蓋』上映+ゲストトーク
3/29(土)『「知事抹殺」の真実』上映+ゲストトーク
【関連上映】
3/22(土)~28(金) 安孫子亘監督 特集上映 開催
詳細はこちら→https://www.theater-seven.com/mv/mv_s0881.html

2011年の福島原発事故から14年。
事故原因も未解明、誰も責任をとらず、廃炉への道もみえず、被害者救済もされないどころか打ち切られ、再稼働だけが進んでいる中で今年も3月を迎えます。
この流れを変えるために、今回は過去を振り返り、当時見えてなかったことをお詳しい人の話を聞いて考えたいと思います。


開催日時・イベント概要

2025年 3/15(土) 16:30開場/17:00開演
あの時何が起きていたのかを知る
上映作品
太陽の蓋
(2016年/90分)
「史上最悪の危機」を迎えたあの日、官邸内で何が起きていたのか。
当時の官僚たちが実名で登場する究極のジャーナリスティック・エンターテイメント


あの日、日本は消滅の危機に瀕していた。
2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災発生、福島第一原発では、全電源喪失の事態に陥った。
冷却装置を失った原子炉は、温度が上がり続ける。チェルノブイリに匹敵する、最悪の事態が迫っていたのであった。

巨大な怪物へと変貌を遂げる原発に対して、想定外の状況を前に、判断を誤る科学者たち。
情報不足のまま、混乱を極める官邸、そして故郷に別れを告げ避難を急ぐ市民たち。

打つ手のないまま、時は刻々と過ぎ、やがて無情にも地震発生から翌日の3月12日午後3時36分、1号機の原子炉建屋が水素爆発したのであった。
続けて3号機で、2号機で、連鎖するように起こる異変。破滅に向けてのカウントダウンは、止まることを知らなかった・・・・・・。
出演:北村有起哉、袴田吉彦、中村ゆり、郭智博、大西信満、神尾佑、菅原大吉、三田村邦彦
監督:佐藤太
<ゲスト>
七沢潔さん(ジャーナリスト、中央大学客員教授) ※オンライン登壇
トーク:福島原発事故の「深層」を探る

石井康敬さん(基地安保問題研究者)
トーク:「トモダチ作戦」とはなんだったのか

橘民義さん(本作製作)からのビデオメッセージあり
司会:上前昌子さん(福島から台湾を経て兵庫に避難移住)

※3.11避難者からの一言あり
※登壇者は予定です


2025年 3/29(土) 13:30開場/14:00開演
当時の原発を巡る時代背景を学ぶ
上映作品
「知事抹殺」の真実
(2016年/80分)
ひとりの知事が政治生命を絶たれた不可解な過程を、一次資料にもとづき映像化

2006年9月、5期18年に渡り、県民とともにに福島県を築いてきた佐藤栄佐久知事は、何者かが作り上げた「謎の収賄事件」により突然辞任を強いられる。

裁判の過程で明らかになっていく事実、調書の矛盾。
裁判所は、知事に利益を得る認識が無く収賄額は0円、という前代未聞の有罪判決を出す。検察の主張の前提は全て崩れ、一体何の罪で有罪になったのか。報道は操作され、ゆがんだ情報に国民が惑わされていた。

どうしても、佐藤栄佐久を政界から抹殺したかったわけとは。なぜ、原発に近づくものが消えていくのか。

佐藤栄佐久は、中央政界での経験をもとに、独自の政治スタイルを確立。国に頼らない、地方色を生かした国づくりを進めてきた。そして原発立地県として、その安全神話が空っぽであると気づいた時から、巨大な力との果てしない戦いは避けられなかった。
市町村合併、道州制そして原発問題、押し寄せる国策に問題提起することの代償。闘う知事と呼ばれた佐藤栄佐久は、自身の身を持って証明することとなる。

突然の辞任から逮捕、関係者への事情聴取、裁判に至るまでの検察側によるマスコミ報道の信用性。報道されなかった真実が、佐藤栄佐久の証言でいま明らかにされる
出演:佐藤 栄佐久
監督:安孫子 亘
<ゲスト>
安孫子亘監督
末田一秀さん(はんげんぱつ新聞 編集長)

司会:槙奈緒美さん(原発賠償ひょうご訴訟原告、福島県富岡町から避難)

※3.11避難者からの一言あり
※登壇者は予定です

料金

一般:2,000円
シニア・会員:1,800円
U25割引(25歳以下の方):1,500円 ※証明書要提示
2/22(土) 12:00より販売開始

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
2/22(土) 12:00より 下記URLにて販売開始。
但し、お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

【チケット購入ページ】※WEB販売は、各日程上映の1時間前まで
■3/15(土) 17:00の回
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=18445

■3/29(土) 14:00の回
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=18446

●劇場窓口販売(現金・paypay決済)
2/22(土) 12:00より販売開始。連日最終作品上映開始30分後まで受付。
但し、お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

協力

東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream(代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会


これまでの上映作品

第1回:2021年3月13日(土)・14(日)開催
福島原発の歴史を学ぶ/事故発生当時を振り返る/声をあげる人達の声を聴く
『「知事抹殺」の真実』『東電テレビ会議 49時間の記録』『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』『終の住処を奪われて』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s210313.html

第2回:2021年12月11日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『真実はどこに?』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s211211.html

第3回:2022年1月22日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『パレスチナからフクシマへ』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220122_2.html

第4回:2022年3月4日(金)・27日(日)開催
想いを受け継ぐ/劇映画だから描ける真実を観る
『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』『朝日のあたる家』『BOLT』
http://www.theater-seven.com/ev/ev_s220304.html

第5回:2022年8月11日(木祝)、9月11日(日)開催
核被害に向き合い、つながり、闘い、生き抜く
『ヒロシマ、そしてフクシマ』『かくれキニシタン~声をあげる10年目の福島~』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220811.html

第6回:2022年11月12日(土)、12月11日(日)
Beyond the Time 時を超えて
『NEW WORLD 岩崎孝正作品集』『10年後の空へーOKINAWAとフクシマー』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s221112.html

第7回:2023年3月4日(土)、3月18日(土)
核被害に向き合い、多角的な視点で考え、広くつながる
『核分裂過程』『あしたが消える ーどうして原発?ー』『発酵する民』『スノーデン』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230304.html

第8回:2023年8月11日(金祝)、8月13日(日)
原水爆と原発 ー明日のために、歴史をたどって考える ー
『いのちの岐路に立つ 核を抱きしめたニッポン国』『わたしの、終わらない旅』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230811_2.html

第9回:2023年12月17日(日)
薬害エイズの闘いに学びつながる
『人間の尊厳をかけて 薬害エイズ10年のたたかい』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s231217.html

第10回:2024年3月15日(金)、3月23日(土)
棄民と隠蔽<隠されてきた健康被害>
『闇に消されてなるものか 写真家 樋口健二の世界』『チェルノブイリ・28年目の子どもたち』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240315.html

第11回:2024年8月9日(金)、8/18(日)
劇映画から原爆のことを胸に刻む
『NAGASAKI・1945 アンゼラスの鐘』『ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実』デジタルリマスター版
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240809.html

第12回:2024年12月8日(日)
開戦の日に考える 国策推進と犠牲
『鶴彬(つる あきら)こころの軌跡』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s241208.html


会場

シアターセブン
〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
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